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横井照子富士美術館 投稿者:竹内重隆 投稿日:2009/07/11(Sat) 05:00 No.363
土用の丑を待ち切れず、家内と三島の鰻を食べに行った。
その帰りに、富士市の「横井照子富士美術館」
(館長:川口知恵子さん:46年卒・旧姓白鳥さん)を訪ねた。

横井照子画伯は大正13年生まれで、1950年代に単身渡米、SF・NYで美術を学び、60年代、スイスにアトリエを構えた方で、今なおお元気で創作活動を続けておられる。80歳を越えたとは思えぬ行動力で周りを驚かすバイタリティ溢れる人であると聞く。60年代後半、米国の良き時代、シアトルに住んでいた私は、画伯とは全く面識もないものの親近感を覚えた。
絵画にはまったくの素人である私であるが、小難しい事を考えずに素直に鑑賞できる画風であった。特に草や花に俳句を詠んだ絵は、50年以上異国で活動されている人とは思えないもので、日本を愛する気持ちが伝わってきた。

横井画伯と川口さんのお母様は長年の友人関係で、画伯のコレクションをお持ちだったようだ。そこで、昨年私財を投じ、富士市唯一の美術館を建て作品を公開。正に究極の地域文化発展への貢献である。

金土日のみ10時から4時まで開館。近所には川口さんお勧めの「そば」「うなぎ」「創作和食」のお店もある。詳細は、「横井照子富士美術館」で検索するとHPがTOPに出てくる。

「気軽に誰にでも楽しんでもらえる美術館に」を目指す館長に変身した川口さんであったが、にこやかで優しい人柄は昔のまま。久しぶりの昔の仲間との出会いとアカデミックな雰囲気に浸ることの出来たひと時であった。



添付:363.jpg (47KB)

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